so sasatani,objective-Saw since 1990.02.02
『素描132』 鐘の音。日が落ちる頃、声帯を震わす。淀みのない川はせせらぎ、木漏れ日がわずかばかり差す。 春の季語に安堵し生活を覚える。明日には明日の風が吹くらしい。天井に向かう吐息。 眼鏡橋を通り抜ける鼓笛隊の行進。